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花園の家2 現場紹介②

Date:2016.6.22 / Category:

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基礎ができあがると、その上に大工さんが土台を敷いて1階の柱を建てます。

土台は桧4寸(12センチ)角、柱は杉4寸角を使用しています。

毎回材木の発注時に床組、梁組等の確認はしているのですが、注文通りに納品されているとホッとします。

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2階の梁と柱、小屋組はクレーン車を使用して建方を行います。

クレーンが入らない狭小地では、大工さんが材木を担いで建方を行う場合もあります。

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建方の最中に柱の垂直を確認します。 これが超重要で、曲がっていたりすると後々のサッシ建具の取付時に苦労することなります。

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柱の垂直が確認できたら、作業中に傾かないよう、筋交い(斜材)で固定します。

この筋交いは構造的なものはなく、建物を一時的に固定するためのもので、仮筋交いと呼びます。

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幅12センチの梁の上での作業はまさに職人技です。

「かけや」と呼ばれる木槌で梁を叩きながら掛けていきます。 コンコンと気持ちのいい音が聞こえます。

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屋根の野地板(下地)を張る前に屋根の断熱材を充填していきます。 この日は雨が降る心配がなかったのですが、天候がいつ変わるかわからないのでスピーディーに行います。

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最後に屋根の防水ルーフィングを施工して建方作業は完了です。 建物の大きさにもよりますが、建方作業は2日間かけて行います。

2日目の夕方にお施主様を招いて上棟式を行う場合が多いです。 次は、屋根の仕上げ、外部サッシ、断熱工事に移ります。